羽海野チカ - 3月のライオン(1)

ハチクロの羽海野チカの最新作「3月のライオン」の1巻が発売されました。

東京の下町を舞台に(漫画中の橋のイラストなどから察するに、月島近辺だと思います)、主人公と3姉妹を中心とした物語が繰り広げられます。

ハチクロは美術という、ある意味わかりやすく、また漫画としても比較的扱いやすい題材でしたが、今回は将棋ということもあり、対局のシーンなどを描写されてもパッとした面白さに欠けます。

例えば、森田くんをはじめ、ハチクロの登場人物たちが作り出した面白おかしい作品群に相当するものが、将棋の対局という舞台ではいかんせん出せない。

その結果、作品を通して、ハチクロの面白さであった、ギャグっぽい要素が足りていなく、トーンの暗い物語になってしまっています。

ハチクロ自体もともと明るいテーマの話ではなかったけれど、それでも面白く読めた要素が、この作品では欠けている、そう感じたわけです。

今後の展開しだいでは変わってくるのかもしれませんが、このままだとハチクロのようなヒットは望めないでしょう。

絵のかわいさだけでは、読者もついてこないんじゃないかな〜。。。

3月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)
  • 発売元: 白泉社
  • レーベル: 白泉社
  • スタジオ: 白泉社
  • メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/02/22

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松本大洋 - 竹光侍 第3巻

さて、竹光侍の第3巻がやっとでましたね〜!

まだ全部読みきれていないのですが、随所にさすが!と唸る描写があります。

なんていうのか、ジャンルで言うと、時代劇ものになると思うのですが、精神性は「日本昔話」とかに通じるというのか、子供が読むには難しい内容なんだけど、やっぱり松本大洋。「子供の世界」をきちんと描写しているんですね。

過去の松本大洋と比較すると、絵柄がずいぶんと変わってしまったので、そこにとっつきずらさを感じてしまうことは否めない事実なのですが、読み込むごとにぐいぐいとその世界に引きずり込まれること請け合いです。

今巻はまだ全部読み終わっていないので、細かな話は出来ないのですが、もし本屋さんで見かけてしまった方は、ちょっと覗いてみてください。

え!?

これは漫画なの!?

…って面食らってしまうかもしれませんが、きっと何か惹かれるものがあるはずです。
竹光侍 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
竹光侍 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
  • 発売元: 小学館
  • レーベル: 小学館
  • スタジオ: 小学館
  • メーカー: 小学館
  • 価格: ¥ 900
  • 発売日: 2007/10/30

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冬野さほ - "hello hello"

松本大洋の奥様としても有名な冬野さほさんの2冊目の単行本。

残念ながら絶版になって久しく、また復刻される気配すらないのですが、これは是非押さえておいて欲しい一冊です。

特に近年の子供が書いたような絵柄(もしくは落書き的な絵柄)と、最初の単行本(うそつきサマー)で見せたようなしっかりとした少女漫画風の絵柄の、ちょうど境目にあたるのがこの作品で、絵柄の変化の兆しが絶妙な案配でミックスされている何とも言えない良い作品です。

逆に言えば、僕的には「うそつきサマー」はちょっと読めないけれど、「hello hello」からの冬野さほは大好き、という感じでしょうか。

従って、近年のさほ女史の絵にやられてしまっているような方には、もうなんとしてでも手に入れて頂きたい一品なのです。

Amazonの中古では9800円という法外な値段がつけられていますが、これはどう考えても高すぎます。
もし3000円〜4000円程度でこの本を見つけることが出来ましたら、何も考えずに買ってしまいましょう!
hello hello
hello hello
  • 発売元: 集英社
  • レーベル: 集英社
  • スタジオ: 集英社
  • メーカー: 集英社
  • 発売日: 1991/12
  • 売上ランキング: 1105983

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松本大洋 - 竹光侍 (2)

さて、松本大洋の新作、竹光侍の第二巻が発売されました!

竹光を差し、剣に惑う心をいさめる主人公ですが、辻きりの始末追っ手と合間見えるその瞬間に、どうしてもぬぐうことの出来ぬ、剣の魔力に襲われます

さて、このまま手習所の先生として、平穏な日々を過ごすことができるのでしょうか?

それとも、質屋に預けた国房を引き取るようなことになるんでしょうか?

最初は読みづらかった絵の変化にも慣れ、ますます続きが楽しみになってきました!!

万人にはお勧めできませんが、この日本画のような枯れた絵柄と風合いに心ひかれたあなた!是非手にとって、中をご覧になってください!

松本大洋の今が、ここにはあります!!

竹光侍 2 (2)
竹光侍 2 (2)
  • 発売元: 小学館
  • レーベル: 小学館
  • スタジオ: 小学館
  • メーカー: 小学館
  • 価格: ¥ 900
  • 発売日: 2007/05/30
  • 売上ランキング: 440

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さいとう・たかを - ゴルゴ13 Volume.104

月末の楽しみといえば、SPコミックコンパクト版ゴルゴ13
です。

何巻くらいから買い集めてるのかな〜?ともかく、何時の間にかかかさずに買うようになってしまいました。

漫画そのものは、言うまでもなく面白いのですが、巻末に付録としてかかれているコメントがまた秀逸です。

たとえば、今回のコメントだと、こんな感じ。

(中略)いかにすごい超巨大砲とは言え、本当にイラクからアメリカ本土にまで砲弾を浴びせる事ができるものかどうか、真偽のほどは定かではないが、一発の弾丸で誤動作を起こさせ、この計画を阻止してしまうのだから、やっぱりゴルゴはすごい。(中略)

- 第364話 アム・シャラーの砲身 のコメントより -

この話は、イラクが超巨大砲をひそかに作成していることを衛星写真より発見したアメリカが、ゴルゴに依頼してその巨大砲を破壊してもらう、というお話なのですが、やっぱりゴルゴはすごいって、おい!!・・・無茶ですよあんた。いろいろ書いておいて、最後はやっぱりゴルゴはすごいで終わりですか!!ってお〜い!!

・・・と、ともかく、やっぱりゴルゴはすごい(笑)!!

どんな局面においても、瞬時のその場の状況を理解し、いかなる障壁があろうとも、変幻自在の弾道で一発でしとめる男、ゴルゴ。

二度の偶然は無い!!」とかいって、それが原因なのか、突き止めるまもなくシュートする男、ゴルゴ。

お、面白すぎる・・・。

やばすぎます。ゴルゴ。みんなも「プロってなんだろう」・・・「俺ってこの仕事のプロって言えるんだろうか」・・・なんて道に迷ったら、ゴルゴを読んで、スカっとしましょう!!

プロとは何か、それがココに描かれてるぅ!!(嘘)

ゴルゴはプロになる条件として言います。
10%の才能と20%の努力… 30%の臆病さ…残る40%は運だろうな・・・

でも彼はプロ、というよりはむしろ無口な変態おじさん(でもいろいろと経験豊富)。

しかし愛すべき変態おじさんなのです。

ゴルゴよ!永遠なれ!!
ゴルゴ13 104 (104)
ゴルゴ13 104 (104)
  • 発売元: リイド社
  • レーベル: リイド社
  • スタジオ: リイド社
  • メーカー: リイド社
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2007/05/30
  • 売上ランキング: 1943

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