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WEBサイトでの音楽配信⑫ - Socialtunes -

ちょっと話が横道にそれますが、今回はSocialtunesについて触れます。

Socialtunesは「Amazon.co.jp」と連携したSNSで、自分の持ち物を管理したり、公開したりできるサービスです。

まずは「Amazon.co.jp」で欲しい商品、あるいは持っている商品を見るところから始まります。

次に見た商品を「ぺた」として登録しましょう。

「ぺた」には「もちぺた」や「ほしぺた」など細かな分類がありますので、必要に応じて管理します。

また、自分のブログやホームページで商品を紹介することも許可されており、簡単な操作でリンク用のHTMLを発行してくれます。

これを使えば前回の記事で話題にしたようなCDジャケット画像をレビュー記事に載せることも(引用としてではなく)できるはずです。

今後、当Blogではこの方法でCDやレコードなどのジャケット画像を公開していくこととします。

もちろん、「Amazon.co.jp」で売っていない商品は、この方法ではダメなのですが・・・。

つづく
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WEBサイトでの音楽配信⑪ - 引用 -

Wikipediaの記事によると、引用とは、「報道や批評、研究などの目的で、自らの著作物に他の著作物の一部を採録すること」とあります。

また著作権法32条に記載のとおり、「公正な慣行に合致」かつ「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内」でのみ著作者の承諾を得ずに引用することができるとあります。

引用はあくまで引用ですので、それ自体独立した形で用いることはできません。
引用先との主従関係がなりたつことが必要で、引用部分が明確にわかるようにすることや、引用元の明記なども必要になってきます。

次の例の場合は引用と言えるのでしょうか?

(例)WEBサイトで他人の楽曲の全てを公開し、それに関する記事を書く場合。

「引用する場合は一部でなければならない」為、答えはNOとなるはずです。

それでは、次の例の場合は引用と言えるのでしょうか?

(例)WEBサイトで他人の楽曲の一部を公開し、それに関する記事を書く場合。

この場合は「楽曲の一部の使い方」と「記事の内容」によっては引用と認められるはずです。引用にはいわゆる「紹介」というのも含まれますので、楽曲のサンプルを公開したり、あるいは「ここのベースラインは○○である。」といった記事とあわせて、その部分を引用したりすることもできるはずです。

しかし、実際のところはかなりのグレーゾーンであると言ってよいでしょう。

引用には引用する必然性がなければならないとされますが、「必然性」自体曖昧な表現ですし、引用したことで原著作者から訴訟を受けるということは十分に考えられることです。

このあたりは実際に判例を重ねていかないことにはわからないといったところでしょうか。

当ブログでは楽曲サンプルの公開は基本的にしませんが、その理由は公開する「必然性」に欠けると判断したからです。

次の例の場合は引用と言えるのでしょうか?

(例)WEBサイトでCDのジャケット画像を公開し、それに関する記事を書く場合。

この場合、記事の内容が「ジャケット」自体への批評であれば引用と認められるはずです。音楽的なレビューの場合は「必然性」が乏しい為、引用とは認められないでしょう。

いずれにしても、引用であるか否かは、それを確認した元著作者の判断に依存するということです。従って安易な引用は訴訟のリスクがある、ということを理解しておかないといけないでしょう。

つづく
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WEBサイトでの音楽配信⑩ - 著作権の制限 -

そうは言っても、普通に音楽を楽しむ場合、これらの権利をあまり意識することはありません。というのは、著作権には以下のような制限(例外)が設けられているからです。

①私的使用を目的とした複製に関する制限
家庭内など、個人に準ずる限られた範囲内であれば、権利者の承諾なく複製を行うことができるとする制限。複製をする対象がデジタル装置の場合は「補償金」を権利者に払う必要があるが、この「補償金」はそれら装置や媒体の値段に上乗せされているのであまり意識することはない。

②図書館における複製に関する制限
政令で定められた図書館において、権利者の承諾なく公表された著作物の一部分(基本的に半分以下、例外的に全て)を複製して、(利用者の求めに応じて)一人につき一部まで提供できるとするもの。

③引用に関する制限
公表された著作物は自由に引用して利用することが出来るとするもの。
ただし報道や批評、研究などの目的で正当な範囲内で行われる必要がある。

④教育機関における利用に関する制限
授業での使用や試験問題としての使用などに関して、権利者の承諾なく利用することを認めるもの。

⑤非営利目的の上演などに関する制限
非営利目的で、一切の金銭的やり取りがない場合、権利者の承諾なく公表された著作物を上演したり、演奏したりすることができるとするもの。

例えば、自分で購入したCDをiPodにダビングする場合は①の範囲ですので、特に問題が無いわけです。

この中で③と⑤についてちょっと気になるので、追って調べてゆくことにします。

つづく
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WEBサイトでの音楽配信⑨ - 著作権の分類と整理 -

閑話休題。ここで一旦著作権の分類と整理をしてみたいと思います。

著作権と一口に言っても、その内実は細かく分かれています。
またそれぞれの権利が属する対象も異なってきます。

まず、大きくは著作者人格権、著作財産権と著作隣接権に分けられます。

①著作者人格権
著作者の人格的な権利であり、あくまでその作品の著作者に属します。
従って、他人に譲渡したり相続することはできません。
どのような場合も、著作者の許可なく作品を利用することが出来ないのは、
この権利によって、著作者の人格が守られているからです。

②著作財産権
狭義の著作権とはこのことを指し、いわゆる著作物を財産としてみた場合の権利です。
人格権とは異なり、著作者から他人に譲渡、相続することができます。
複製権や公衆送信権など、より細かく分類することができますが、ここでは省きます。

③著作隣接権
著作物そのものに関連している権利で、財産権と人格権を含みます。
例えばCDを製作する場合を考えてみると、著作者は①②の権利を有していますが、
演奏者やレコード会社は、この③を有していることになります。

これまでの記事で調べたとおり、ある楽曲を使用したい場合、
まず①の許可を著作者に取った上で、②の許可(日本では概ねJASRACに委譲していますので)をJASRACに取り(必要なお金を払い)、③の許可をレコード会社に取る(必要なお金を払う)ことになるわけです。

つづく
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