
前回の記事にも書きましたが、Ages 5 & Upが作品を出品してて、彼に案内をしてもらいながらの見学です。
作品のことは後で書くとして、一通り見たあとに彼と西麻布で飲みながら話をしたのですが、まずこの企画展は森美術館という立地なしには成り立たない催しだなあと。
企画展自体のコンセプトが伝わらなかったし、"今のカッティング・エッジなアーティスト"を紹介するだけ紹介している感じで、まとまりがなかったのです。
もちろん面白い作品もあったし、この企画展で初めてその名前を知るアーティストも多かったのですが、これが他の美術館であったら、お客さんはここまで入っていなかっただろうなぁって思いました。
逆に出品する側としてはそういった一見さんが訪れる場なのだということを、やっぱり意識しておかないとつらいな〜とも思いました。
つまり、小品やそれらの連作だと、作品のインパクトからなかなか足を止めて鑑賞してくれるお客さんが少ない。
大きな作品や、お客さん参加型の作品にどうしても有利なスペースになってしまっているのです。
さて、Ages 5 & Upの作品は真っ暗なモニターにマウスがぽんと置いてあるもので、そのマウスで画面をクリックしたり、ドラッグ&ドロップしたりすると、"見えない何か" が反応するというもので、本人もおっしゃっていたのですが、ちょっとわかりずらいし、ぱっと見のインパクトがない。
でも、実際に作品に触れてみると、その"見えない何か"の、動きのバリエーションや意外性に驚く。
作品に、ある2人の子供がえらく興味をしめして、結構長いこと遊んでいたのが印象的でした。
Ages 5 & Up。
対象年齢5歳以上。
でも5歳をこえると、見えなくなってしまう、感じなくなってしまう何かもあるのかもしれませんね。
情報過多な今だからこそ、その情報に汚染されていないピュアな感受性を忘れないでいたいな〜と思った、そんな一日でした。





